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ウィリアム・ジャーディン (船医) : ミニ英和和英辞書
ウィリアム・ジャーディン (船医)[い]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ジャー : [じゃー]
 【名詞】 1. jar 2. (n) jar
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [ふね]
 【名詞】 1. ship 2. boat 3. watercraft 4. shipping 5. vessel 6. steamship 
船医 : [せんい]
 (n) ship's doctor
: [い]
  1. (n,n-suf,vs) medicine 2. the healing art 3. doctor 4. cure 5. healing 6. quenching (thirst) 

ウィリアム・ジャーディン (船医) : ウィキペディア日本語版
ウィリアム・ジャーディン (船医)[い]

ウィリアム・ジャーディン(、、1784年2月24日 - 1843年2月27日)は「イギリス東インド会社」の外科船医1832年ジェームス・マセソン中国広州沙面島)に「ジャーディン・マセソン商会」を設立。中国アヘン貿易にも携わり豪商となるかたわら、第一次アヘン戦争の開始に暗躍した。
== 青年期 ==

ウィリアム・ジャーディンは1784年スコットランドダンフリースシャーLochmaben近郊の農場で生まれた。1800年エディンバラ大学医学部に進学し、解剖学・臨床学・産科学を専攻した。彼の兄デヴィッドが学費を負担し、ある外科医の住み込み見習いになって臨床経験を身に付けた。
1802年3月2日に卒業し、エジンバラ王立外科学カレッジから学位を取得。同年18歳でイギリス東インド会社に就職。審査の後3月15日彼は二か月分の給与の前払を受け、東インド会社の海事船舶サービス部門の外科船医として東インド商船『ブランズウィック号』に乗船した。東インド会社では従業員に個人貿易の内職が許され、各乗組員はたんす二つ分の空間もしくは積載量約百ポンド(約45kg)分を割り当てられた。彼は抜け目無く、割り当てに関心がない他の船員の空間も借り受けてかなり蓄財した。
ジャーディンの初航海はインド貿易船の旅で経済に触れたこと以外はとりたてて変わったことはなかった。この旅で知り合った二人、同じ船団のグラットン号の外科船医トーマス・ウィーディングと1801年広州に到着し、最古のイギリス企業であるチャールズ・マニアック商会(Charles Magniac and Co)を設立したチャールズ・マニアックは彼を貿易商へ導いた人物たちだった。
1817年東インド会社を退職。ボンベイ(現ムンバイ)のCowasjee, Weeding and Jardine社の貿易業務担当を皮切りに、1823年にチャールズ・マニアック商会のジュニアパートナーになるまで複数の貿易商を掛け持ちした。1823年に好機が到来した。チャールズ・マニアックがパリで死亡すると後を継いだダニエル・マニアックはインド人妻との結婚が元で会社を事実上解雇され、ハリンワース・マニアックに会社を譲った。ハリンワースはジャーディンを共同経営者に迎え入れ、自身は表に出ないようにした。社名はマニアック商会(Magniac and Co.)に変わった。ハリンワースはジャーディンについて次のように記述している。
:「ジャーディンは、誠実で心優しい仲間であり、限りなくリベラルでこの市場経済にきわめて優秀な人物だ。アヘン貿易や輸出の規制に関する彼の知識と経験は非常に貴重である。彼は野心家だ。

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